キャバ嬢をしていると沢山の迷惑客と遭遇する
キャバクラでは基本的に「来る者は拒まず、去る者は追わず」です。
よほどの泥酔客でない限りどんなお客様でも受け入れなければなりません。
普通の感覚のお客様が多数派なのですが、中には非常識な言動でキャバ嬢やスタッフを振り回す迷惑客もいました。
どんなサービス業でも嫌がられる迷惑客。
ここでは私が遭遇した迷惑客についてまとめています!
①普通にお触りしてくる客
キャバ嬢に会うといつも挨拶代わりにお尻を触ってくるお客さんがいました。
胸を揉むと目立つため、サッと横についてすかさずお尻を触ってくるんです。
お店の女の子がかなり被害に遭っていて、店長に「〇〇さんがいつも体を触って来る」とクレームを付けているキャバ嬢もいたのですが、太客と言う事もあり「大目に見て欲しい」と顧客の迷惑行為をスルーしていたのです。
キャバクラでは基本的にお触り禁止なのですが、ソファーに座っているといきなり胸を揉まれたり、脚を撫でられたりした事もあってものすごく嫌な気持ちになりました。
タクシーのようにプラスチックの板でお客様とキャバ嬢が仕切られていたらいいのに…とずっと思っていたんです。
でもそれじゃあお客様は納得出来ませんよね。
お店では「キャバ嬢へのお触り禁止」となっていましたが、実際は結構体を触られていました。
店長にクレームを付けても相手にしてくれない事も多く、最後はさすがに諦めました(笑)
セクハラをスルーしてしまうキャバ店もあるので皆さんも注意してくださいね!
②会計でごねる客・ケチな客
私が「嫌だな~」と思っていたお客さんの中でもダントツに嫌だったのが、異常にケチなお客さんです!
女の子にドリンクを奢らないのはもちろん、フードの注文やボトル注文や延長、指名は一切せずに基本料金だけで通ってくる方がいました。
経済面はそれぞれなので仕方がないと言えば仕方がないのですが、私が嫌だったのは「いかに安くキャバクラ店で飲めるか」や「いかに安くて良い物を買っているか」「どれだけ生活費をケチっているか」などケチ自慢をされる事!!
他のお店でも似たような飲み方をしているらしく、それを延々自慢されるのがうんざりでした。
今から思うとケチ自慢のお客さんは「節約が趣味」だったのだと思います。
ただ話を聞いている方は「だから何?」と突っ込みをいれたくなりましたね。
他にも会計時に「フードやドリンク代が高い」とか「延長とは思わなかった」と揉めているお客さんもいました。
キャバクラのシステム自体を理解せずに利用してしまう方もいましたし、駄々をこねれば数千円分ディスカウントしてくれると確信犯のお客さんもいて、傍目から見てかなりみっともなかったです。
あまりにもトラブルの多いお客さんは出禁になってしまいました。
さすがにお金を払ってくれないお客様は「来てくれなくてもいい」ですよね。
③全然しゃべらない客
キャバクラはキャバ嬢との会話を楽しむ場所なのに、全然喋らない不気味なお客さんもいました。
会話はキャッチボールなので、お客さんが喋ってくれないとキャバ嬢としてもどうにもなりません。
無口なお客さんの場合は一方的にこちらから話をしますが、一人でマシンガンのように話をしてもリアクションが薄くやる気が削がれました。
他の女の子とも「今日は無口なお客さんがいたね」と話をした事があり、他のキャバ嬢も同じように苦手意識を持っているのは間違いありません。
喋らないお客さんの場合は何とかして場を盛り上げようと色んなテーマを振るのですが、結局盛り上がる事無くチェンジ!
「一体あの客は何をしにキャバクラに来ているのか?」と疑問に思ってしまいます。
ただお客さんの側としては
↓
「でも女の子とはどんな話をすればいいのか分からない」
↓
「だから黙っている」という事のようです。
この手のお客さんはガールズバーでも時々遭遇します。
まずは自分の事を一人で話して場を盛り上げ、時間が過ぎるのを待つ以外にありません。